音で観るダンス 新作 ワークインプログレス公演 & トーク

「⾳で観るダンスのワークインプログレス」とは、視覚に障害のある⼈たちに⾳で視覚情報を補助する「⾳声ガイド」から着想したテキストを⽤いて、視覚障害者と晴眼者が共にダンスを鑑賞することでダンスの多様な見方を共有するプロジェクトです。2017年から19年まで3年間に渡り、KAAT 神奈川芸術劇場と共に実施しました。その発展版として、新たにダンサーとしてやすもとまさこを迎え、2022年3月に城崎国際アートセンターで発表予定の新作の試演会とトークを行います。

発展版では、サウンドにアーティストのあらきまさみつ、テキストに文筆家のごしょじゅんこが加わり、音と言葉の両面からダンスに迫ります。質感や存在、触れることの多様なあり方を問う本作品。目の見える人は見えるまま、見えない人は見えないまま、それぞれの視点を持ち寄ることで、どのように作品のイメージを多面的に造形することができるのかを試みます。上演後のトークでは、来場者の皆さんがどのようにこの作品を見たか、感想や印象を共有する時間を設けます。

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プロフィール

 やすもと まさこ
ダンサー・振付家。魚座の寅年ざっくりO型。舞台、映像、広告の振付や、小中学校でのWSなど多数。ついでに「マジな性教育マジか」も始動中。

 あらき まさみつ
アーティスト。音の体験やフィールドワークを起点として独自の音場空間を構築する。近作に「サウンドトラックフォーミッドナイト屯」(KYOTO EXPERIMENT 2021)「パブリックアドレス-音場」(Kunsten Festival des Arts 2021)、「わたしとゾンビ」(京都市京セラ美術館ザ・トライアングル、2020)など。音楽グループNEW MANUKE のメンバーとしても活動。

 ごしょ じゅんこ
文筆家。大分県宇佐市出身。単著に『薬を食う女たち』(河出書房新社)。共著に『虐殺ソングブックremix』(河出書房新社)、『1990年代論』(河出書房新社)、『心が疲れたときに観る映画』(立東舎)など、映画・文芸を中心に多数執筆。

 たなか みゆき
プロデューサー。「“障害”は世界を捉え直す視点」をテーマにカテゴリーにとらわれないプロジェクトを企画。表現の見方や捉え方を障害当事者を含む鑑賞者とともに再考する。近年の仕事に「ルール?展」(21_21 DESIGN SIGHT)、展覧会「語りの複数性」(東京都渋谷公園通りギャラリー)など。